お客様に白髪をヘアマニキュアで染めたらどうなりますか?という質問を頂いたのでお答えしたいと思います。
ヘアマニキュアは、言葉どおり「髪の毛用のマニキュア」です。髪の表面層「キューティクル」が傷んだ場合に、髪を保護するためのもので、それに色素を加えたものが現在のヘアマニキュアです。
髪の外側に色素を付着させるものなので、 色落ちしやすいですがほとんど髪を傷めません。これに対し、ヘアカラーは髪の外側だけでなく内側にも色を染み込ませる点が違います。色が長持ちする分、髪にダメージを与えます。
髪への影響や染まり具体など、ヘアカラーとの違いは大きいです。
ヘアマニキュアは、「マニキュア」という言葉が示すとおり、手足の爪に使うマニキュアと同じようなイメージです。髪の外側に色素を吸着させコーティングします。
【ヘアマニキュアのメリット】
手軽にできる
髪が痛まない
髪にハリやコシが出る
コーティングを落とすことで元の髪色に戻すことができる
【ヘアマニキュアのデメリット】
色が長持ちしない(洗髪するたびに色が落ちる)※期間は商品によって違いがあります。
黒髪だとほとんど色が付かない
※ 1番のポイントは⇧⇧だと思います。
簡単に説明すると、白髪には色が入りますが、黒髪にはほとんど色が入りません。
例えていいますと、白い画用紙に赤のマジックで字を書くとキレイに見えます。
しかし、黒い画用紙に赤のマジックっで字を書いてもあまりキレイに見えません。
髪の毛も一緒です。
なので、白髪があまりないけど、白髪も染めて全体も茶色くしたい等というのはヘアマニキュアではできません。
白髪が多い方でしたら、明るめのヘアマニキュアを使えば多少、全体が明るは見えます。
なので、僕個人の見解としては元々黒髪で白髪を少しあって染めたいという方にはヘアマニキュアがいいと思います。
又、白髪の%が40%以上の方がヘアマニキュアで白髪も染めて明るくしたいというのもヘアマニキュアがいいと思います。
次回はヘアカラーの仕組みを詳しく、簡単に説明したいと思います。
質問お待ちしております
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【仙台/フリーランス美容師】 島田凉太
島田涼太/美容師/仙台/ショート/ボブ
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